多面的な様相を呈する環境科学の諸問題を自然科学の立場から総合的に取り扱う 能力を培うことを目指し、自然科学の諸分野を総合的に身につける。履修のあり 方としては、まず専門基礎科目で十分な基礎を身につけた後、どのような専門分 野に進むのにも必要な現代自然科学のコアを精選したものを修得する。その後、 高学年次で、環境科学との関連を意識した自然科学各分野の専門科目と環境問題 に自然科学からアプローチする専門科目を学ぶことによって、広い視野と問題意 識を涵養しながら高度な専門知識を身につける。このため、本コースでは2分野制 という制度を設け、少なくとも2分野にわたる実験の履修を義務づけるととも に、選択必修科目においても複数の分野にわたって履修することを強く推奨して いる。こうした科目履修を通じて、自分の足場を定めた総合理学型の専門家となる ことをめざす。
|
自然科学系 | 数学系 | 人文・社会科学系 |
---|---|---|
物理学B1〜3 物理学C1〜4 無機化学基礎 有機化学基礎 分析化学基礎 基礎生物学 基礎地学 |
線形代数学I、II 微分積分学入門 微分積分学 多変数の微分積分学 基礎解析I、II 数理統計学 |
法律学 経済学 政治学 人文地理学 外国史 社会学 日本史 倫理学 |
コアカリキュラム系科目 |
---|
宇宙・地球史1、 宇宙・地球史2、 宇宙・地球史3 現代地球システム科学1、 現代地球システム科学2 現代生命科学1、 現代生命科学2 現代生命科学3、 現代生命科学4 現代物質科学1、 現代物質科学2 現代物理化学1、 現代物理化学2、 現代物理化学3 |
分析手法・実験系科目 |
---|
数理の基礎、解析系の基礎、数理統計の基礎 応用解析学A、B 応用統計学A, B 応用数学入門・同演習、 情報処理演習 環境数値解析1、環境数値解析2 情報環境科学A、情報環境科学B,情報環境科学C 生命情報科学A、 生命情報科学B 環境計測学A、 環境計測学B、 分析化学 自然環境科学実験A、 自然環境科学実験B、 自然環境科学実験C 環境物理学実験、 物質環境科学実験、 生物環境科学実験 地球環境科学実験A、 地球環境科学実験B 自然環境科学特論I、 自然環境科学特論II 分子生命科学実習、 野外植物生態学実習 |
環境科学系科目 |
---|
大気環境学、 地球流体力学、 宇宙環境物理学 環境地球化学・同演習A, B、 地球環境科学特別講義 生物環境科学、 公衆衛生学、 環境地質学・同演習1、 2 環境植物生態学、 生活環境緑化論1、 2 植物環境学1, 2 生物多様性論、 環境遺伝学、 環境有機化学 環境物理学A, B 環境経済学、 身体適応論 |
基礎科学系科目 |
---|
量子物理学、 現代物質科学演習、 基本粒子物理学 高次分子生命科学、 動物行動生理学、 自然環境基礎特別演習 |
|
自然環境論コースのホームページに戻る。