自然環境論コース
教員と研究室
<Last update : 2017.8.2>

環境物理学分野

 自然環境に内在する問題とその原理を、主として物理学、数理科学等の側面から解明することを目指す。具体的研究領域として、放射線・紫外線環境、光と物質の相互作用、分光学の環境科学への応用、人工衛星等による宇宙利用を視野に入れた宇宙環境などが含まれる。これらの諸研究領域を担う各教官の専門領域は、放射線物性物理学、統計物理学、宇宙物理学、素粒子物理学など多岐にわたっており、理論と実験の両面からの研究を行っている。また、国立環境研究所などとの共同研究も行っている。
氏名 専門分野 研究室 現在の主な研究テーマ
青木 茂樹 素粒子物理学 (実験) 素粒子・宇宙線
研究室
ニュートリノをはじめとする素粒子および一次宇宙線に関する実験的研究
伊藤 真之 宇宙物理学
科学教育
宇宙環境研究室 月面ラドンガスの動態に関する観測的研究
地域社会における市民科学活動支援システムの構築に関する実践研究
谷 篤史 惑星環境物理学 惑星環境研究室 紫外線や放射線環境における地球や惑星の物質科学
高橋 覚 素粒子宇宙物理学 素粒子・宇宙線
研究室
原子核乾板技術を軸とした宇宙ガンマ線観測,加速器ニュートリノ実験,宇宙線ミューオンラジオグラフィー

物質環境分野

 科学文明の発達により、人類は環境ホルモンなどの有害物質を作り出してしまいましたが、同時に分子を思いのままにデザインして合成する技術も飛躍的な発展を遂げてきました。ここでは太陽光をエネルギーに変えたり、ある特定の有害物質の量を定量したり、分解できる環境調和型のシステムを構築することを目指し、そのために必要な分析化学、有機化学、遺伝子工学などを学びます。
氏名 専門分野 研究室 現在の主な研究テーマ
江原 靖人 生物有機化学 江原研究室 DNAやペプチドの機能性材料としての利用
佐藤 春実 高分子化学
環境調和型高分子
佐藤研究室 生分解性ポリマーの構造と物性に関する研究

生物環境分野

 生物環境分野では、遺伝子・細胞・個体・集団・群集など各階層での生命現象を、遺伝学・生理学などの基礎面から理解し、生態学の面から総合的に把握することで、人間を含めた多様な生物の起源と、環境との共生・共存関係の在り方を探る事を目標にしている。
氏名 専門分野 研究室 現在の主な研究テーマ
田中 成典 理論生命科学
計算構造生物学
田中研究室 コンピュータによる生命機能の分子シミュレーション
丑丸 敦史 植物生態学 生物多様性研究室 花の進化、花ー送粉者ネットワーク、里山ー都市の生物多様性
高見 泰興 進化生態学
分子生態学
進化生態学研究室 昆虫の形態,行動,遺伝子の進化,多様化と種分化
蘆田 弘樹 光合成酵素
代謝制御学
光合成機能研究室 光合成炭素固定の研究とその応用
源 利文 水域生態学
環境生理学
源研究室 環境DNAを用いた水界生物相の解析

地球環境分野

 地球の創世から今日に至る地球の歴史について、地球化学的手法や岩石学的方法で、その生い立ちを探る研究を行っている。特に、希土類や同位体を用いた岩石の年代や元素の挙動から、地球史の大きな事件を探る研究が行われている。
 また、六甲山や大阪平野の生い立ちを調べ、人間との関係を探る地域地質の研究も行っている。特に、兵庫県南部地震での地盤被害や有機塩素系溶剤の地質汚染、降雨による斜面崩壊などの土砂災害の研究など、地域に根ざした、環境問題に実践的に取り組む研究も盛んである。
氏名 専門分野 研究室 現在の主な研究テーマ
寺門 靖高 地球化学 寺門研究室 水質及び岩石・鉱物の地球化学
大串 健一 地球環境 地球環境変動研究室 第四紀の高精度環境復元