発達科学部では，課題の発見・探究・解決・伝達の能力を支援するための特色ある科目群が用意されています．
「発達科学演習」
- 1年次前期の「発達科学演習」(学部共通授業科目)は，1人の教員に10名以内 の学生がついて実施する少人数ゼミです．
- 新入生が大学での学習を有意義に進めていくため，課題発掘能力の開発や討論の仕方，レポートの書き方，口頭発表の仕方などについて演 習を行うことを通じて，大学での学び方を身に付けること目指します．
- 発達科学部の特色を生かして，できる限り自分の将来の専門とは異なる分野の教員とのコミュニケーションの機会となることが図られま す．文系，理系を問わず，幅広い領域の学問にふれ，人間と発達に関わる現代的な課題を追究します．
「人間環境学総合演習」
- 人間環境学科では，3年次に「人間環境学総合演習」を設けています．
- この授業科目では，地球視野に立って行動するための資質能力を磨くために，学際的なアプローチによる課題探究型の演習を行います．
- 参加者が環境科学・自然科学・社会科学などの課題を自ら設定し，自ら調査・研究計画を立て，必要に応じて教員のアドバイスやサ ポートを受けながら調査・研究を実施し，中間発表会を行い，最終的に口頭発表会と学術論文形式のレポートを提出します．
- 調査・研究は，文献調査，実験研究，フィールド調査，理論研究のいずれか，またはこのうちのいくつかを併用して行います．
3年生の総合演習の発表会の様子 
3年生の総合演習の発表会の様子 
学生実験室にて
「自然科学総合演習」・「自然環境総合演習」
- 自然環境論コースでは，これらの間をつなぐ課題研究型の授業科目として， 1年次後期に「自然科学総合演習」， 2年次に「自然環境総合演習」を設けています． これらを通じて，自ら解決すべき問題を発見し，それを追究し，調査・研究を進め， それを発表するという流れに馴染むことが図られます．「自然環境総合演習」には，国立環境研究所訪問などを含むつくば研究所ツアーなども含まれています．
