神戸大学 発達科学部 人間環境学科 自然環境論コース TOP > 授業科目 > 共通専門基礎
<Last update : 2012.10.01>
共通専門基礎
物理学B1
自然現象を理解するための基礎として力学(ニュートンの3法則,エネルギー保存,運動量の保存等)を学ぶ。高校での物理の履修を前提としない。
物理学B2
自然現象を理解するための基礎として電磁気学(電場,磁場,電気回路等)を学ぶ。高校での物理の履修を前提としない。
物理学C1
自然現象を理解するための基礎として力学(ニュートンの3法則,運動方程式,振動,保存力とポテンシャル,エネルギー・運動量の保存等)を学ぶ。
物理学C2
自然現象を理解するための基礎として波動,熱など(弾性体,流体,固有モード,共鳴,熱力学,統計力学等)について学ぶ。
物理学C3
自然現象を理解するための基礎として電磁気学(電場,磁場,電気回路,マックスウェル方程式等)を学ぶ。
無機化学基礎
物質の性質は,原子の種類と原子間の結合様式によって決まる。物質の性質を理解するために必須の「原子構造」と「化学結合」を詳しく解説する。
有機化学基礎
有機化学における化学結合,立体化学,および反応について基礎を学ぶ。多様な有機化学反応の統一的把握を目指し,生活に関連する話題も取り上げる。
生物学Ⅰ
分子・細胞・個体・集団・種レベルにおいて,生命現象がいかにとらえられているかを,微生物を含む動・植物それぞれの分野について学ぶ。
生物学Ⅱ
生命の基本単位である細胞の特性,それが個体としての多細胞生物の構造や機能にどのように反映され,さらに生物多様性がどのように成立するかを学ぶ。
生物学Ⅲ
生命の起源と進化,生物の多様性と分類,微生物,動物および植物の世界を概観し,光合成,生物のエネルギー生産の仕組みなどについて学ぶ。
基礎地学
人間の住む地球とそれを取り巻く環境を理解するために,太陽系と地球,地球の内部構造,地球表面の変動と地震,大気と海洋など,地学の基礎を学ぶ。
線形代数学入門
文系学部の学生や高度な数学を必要としない学生を対象に,複数の項目の値(3次元までのベクトル)を,行列を使って効率よく扱うための数学的理論について学ぶ。
線形代数学1
理系学部の学生や比較的高度な数学を必要とする学生を対象に,n次元ベクトルや行列に関する数学的理論(連立1次方程式,逆行列,ベクトル空間など)について学ぶ。
線形代数学2
理系学部の学生や比較的高度な数学を必要とする学生を対象に,n次元ベクトルや行列に関する数学的理論(行列式,線形写像,固有値など)について考察する。
微分積分学入門
文系学部の学生や高度な数学を必要としない学生を対象に,関数の変化の仕方を求める微分,関数の変化の仕方に対して元の関数を求める積分について学ぶ。
微分積分学1
理系学部の学生や比較的高度な数学を必要とする学生を対象に,1変数関数の微分に関してテイラーの定理,および多変数関数の微分である偏微分について学ぶ。
微分積分学2
理系学部の学生等,専門分野で比較的高度な数学を必要とする学生を対象に,1変数関数に関する広義積分や多変数関数の積分である重積分について学ぶ。
法律学
法とは何か(法の分類・法の歴史・法の体系・法の解釈)の後,訴訟制度(刑事訴訟・行政訴訟・民事訴訟・憲法訴訟)について講じ,最後に国際法について取り上げる。
経済学
経済学の基礎理論をスミス,ケネー,リカード,マルクス,ケインズ等の学説に遡りながら解説し,現代経済の理解に必要な分析ツールを整理する。
政治学
現在の発展途上諸国家の政治状況をどのように見たらよいかを検討する。発展途上国の現状をこれまでの西洋社会中心の「政治思想」「政治学体系」で説明しうるのかどうかがポイントである。
社会学
マックス・ウェーバーをはじめとする社会学の諸理論をもとに,合理的なはずの近代社会で生きる人々が抱えてしまう矛盾と困難について考える。
倫理学
具体的な問題(「テロと報復」,DVなど)を題材として,思想家たちの言葉を手がかりに,現代における自己と他者との関係のあり方を探る。
物理学B3
自然現象を理解するための基礎として波動,熱など(流体,振動,波動,熱力学,統計力学等)について学ぶ。高校での物理の履修を前提としない。
物理学C4
自然現象を理解するための基礎として,マックスウェル方程式,電磁波および,現代物理学(特殊相対性理論,量子力学入門)を学ぶ。
物理学実験
物理学の各分野(力学,電磁気学,光学,原子物理学,実験技術)に関する基礎的実験を行う。現象を体験し,実験技術を修得し,物理学の理解を深める。
数理統計学
確率変数とその期待値などの初等確率論と点推定・区間推定・仮説検定などの統計推測の利用方法,および誤差評価表について講義する。
人文地理学
地理学の性格・基本概念について考え,その学問的な発展動向を展望した後に,都市地理学の領域をとりあげ,その研究成果について検討を加える。
外国史
19世紀から現代にいたるヨーロッパおよびアメリカ歴史を概観する。構成は,近代の形成,近代の矛盾,近代の変容,近代から現代へ,である。
日本史
日本古代の文献「風土記」を素材に地域に残される景観,地名,民俗,信仰などの地域遺産を視野に入れながら古代の地域生活史を点描する。