<自然環境論コーススタッフ研究内容紹介>
武田 義明 (教授)
Yoshiaki Takeda
(E-mail address: takedayo@kobe−u.ac.jp)
当研究室では以下のような研究を中心に行っている。
夏緑林の植物社会学的研究。
特に北海道,本州太平洋側のブナ,ミズナラ林の組成分化と 環境要因に関する研究を行っている。
二次林の植生遷移学的研究。
再度山で永久調査区を設定し,アカマツ林がどのような変化を してきたか25年間追跡調査をしている。
里山林の管理と生物多様性に関する研究。
現在放置されている里山林を環境林としてとらえ,再び管理する ことによってどの様に多様性が増加するか,またどの様な管理が望 ましいかを調査検討している。
湿原の保全生態学的研究。
兵庫県の丘陵地に発達するイヌノハナヒゲ類が優占する湧水湿原の 面積と群落多様性の関係を調査し,保全のためにはどれくらいの面積が 必要であるかを研究している。
兵庫県のコナラ林の植物社会学的研究。
兵庫県は日本海と太平洋とに面しているため,気候も多雪から 寡雪地域まで存在しており,それに伴って植生も変化する。 本研究室では特にコナラ林の組成分化と降水要因に関する研究行っている。
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