日時:2010年6月21日(月)15:10−16:40
場所:発達科学部G302号室(発達科学部G棟3階)
天体が突然爆発して大量のガンマ線を放射する、 ガンマ線バーストという現象がある。 太陽質量の何十倍もの巨星が超新星爆発をする際、 物質をほぼ光速でジェット状に噴射し、 これがガンマ線バーストとして観測されるという解釈が主流である。 ただし中性子星連星系が衝突する際には ガンマ線を爆発的に放射するという予想もある。 正体を知るためには、いつどこで起きるかわからないガンマ線バーストを 発生と同時にとらえ、位置を測定する必要がある。
青山学院大学では、X線 CCD と符合化マスクを用いるX線天体監視装置の 開発を行なっている。この原理による広視野 CCD カメラを衛星軌道におき、 ガンマ線バーストの即時発見・通報をねらう。
多数の方々のご来聴をお待ちしております。
※ 過去の自然環境論セミナーの記録は こちら, その他の案内は こちら をご覧ください.
□ 連絡先: 伊藤真之(人間発達環境学研究科)
電子メール:mitoh@kobe−u.ac.jp
電話: 078 803 7758