日時:2009年7月22日 (水)13:20〜14:50
場所:発達科学部B208号室
1. 量子収量データに基づいた光合成の実際のエネルギー効率の定式化と計算
2. 太陽光のエントロピー計算に基づいた光合成の最大エネルギー効率の定式化と計算
特に2について、表面温度5780Kの太陽から15000万km離れた地球に届いたときの
太陽光のもつエントロピーを定量的に評価することで、
その太陽光で行なわれる光合成の最大効率を評価する理論式を提起し
その理論式に基づいた計算結果を紹介する。計算の結果、
1で求めた光合成の実際のエネルギー効率が20%前後であるのに対して
2で求めた最大エネルギー効率は約76%となり、
両者の間には大きな差があることが分かった。
多数の方々のご来聴をお待ちしております。
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□ 連絡先:蛯名 邦禎 (人間発達環境学研究科 自然環境論コース)
電子メール:ebina@kobe−u.ac.jp