情報セキュリティ対策

 個人情報などが含まれたファイルの流出事故のリスクを最小限にするため、 下記の対策を講じて下さい。
・ファイル/フォルダの暗号化(WindowsXP Professional でのみ可能)
Winnyなどのリスクのあるソフトウェアを導入しないことは言うまでもありませんが、 万が一、ファイルが流出したり、 外部からパソコンにアクセスされたりした場合のために、 個人情報などが入っているファイルは、暗号化したフォルダに保管して下さい。 暗号化の具体的な方法はこちら

・USBメモリのセキュリティ機能の利用
USBメモリやSDカード(およびフロッピーディスク)などのリムーバルメディアは、 つねに紛失のリスクを伴いますので、 個人情報などが含まれたファイルを入れたままにしないのが最善です。 止むを得ず使用する場合はセキュリティ機能をONにして使用して下さい。 具体的にはUSBメモリ、SDカードの機種ごとに異なりますので、 製品のマニュアルを参照して下さい。

・自動ログオンの無効化
ユーザーのパスワードが設定されていないと、 紛失や盗難の場合に誰でもログオンできてしまいます。 特にユーザーが単独の場合は、 電源投入後や再起動後に自動的にログオンしてしまいます。 このような状態では、暗号化してあるフォルダも含めて 誰でもファイルにアクセスできてしまうので不可です。 自動ログオンを無効化にするためにも、 パスワードの設定を行って下さい。

・スタンバイ(休止状態)回復時のパスワード要求
特にノートパソコンの場合、 ログオンしたままスタンバイ(休止状態)にして持ち歩きますが、 この状態で紛失したり盗難にあったりすると、 回復後自動的にログオン状態になってしまい、 暗号化したフォルダにアクセスできてしまいます。 スタンバイ(休止状態)から回復する時にパスワードの入力を求めるようにできますので、 こちらを参照して設定して下さい。

・コンピューターのロック(スクリーンセーバーとの連動)
第三者が出入りできる場所での作業中に食事などで席を離れる際、 ログオンしたままにする場合は、 必ずコンピュータのロックを行って下さい。 スクリーンセーバーの設定で 「パスワードによる保護」も設定しておけば、 ロックをし忘れても一定時間の後に自動的にロックがかかるようにできます。

利便性の向上

・ジャンクメール(迷惑メール)処理
メールソフトを情報基盤センターが推奨する Thunderbird に変更すると、学習型の迷惑メールフィルタを利用する設定が可能です。 学習型のフィルタでは、 迷惑メールの事例をユーザーが教えることによってフィルタの精度が向上し、 学習が進めば進むほどより的確な判断ができるように進化します。 なお、Mozilla や Netscape のメールでも同様の設定 (ジャンクメールコントロール)が可能です。
インストールおよび設定方法( Windows版MacOS-X版
迷惑メールフィルタ設定方法( Windows版MacOS-X版

・学外から学内限定サービスを利用する
情報基盤センターの下記のサービスを利用することによって、 通常では学内からしか利用できない 財務会計システムなどを自宅や出張先から利用できるようになります。
ただし、成績情報などをダウンロードする場合は、 学外で使用するパソコンも上記の「情報セキュリティ対策」を施して下さい。 学外のネットワークは、ファイアーウォールで守られている学内に較べて、 流出事故のリスクがより高いと考えて下さい。 自宅などの場合は、 外部ネットワークとの間にブロードバンドルーターを導入することをお勧めします。
VPN接続
認証プロキシ (将来的には停止されるようです。早いうちにVPN接続に乗り換えて下さい。)