NAKで研究していること


NAKの研究テーマは大きく分けて2つ

1)生命の起源
2)大気環境科学

です.

1)生命の起源およびその過程で生じる諸科学

 「生命の起源に光(特に真空紫外線,軟X線)がどのように関わってきたのか」
 をテーマに,さまざまな実験を各地の放射光施設(SPring-8TERASUVSOR)を使って行っています.

 また,生命の起源研究を進めていく上で必要となるさまざまな問題にも取り組んでいます.
 科学新聞520日号(2005)に掲載された
 
 「軟X線領域におけるアミノ酸自然円二色性スペクトルの世界初測定」
 
 はこの取り組みの中から生まれました.

 最近の研究
  軟X線領域における自然円二色性スペクトルの測定 (泉)
  アミノ酸蒸着膜の真空紫外光吸収スペクトルの測定 (田中,今津)
  DNA塩基蒸着膜の真空紫外光吸収スペクトルの測定 (三本)
  真空紫外線,(軟)X線照射によるアミノ酸の化学進化 (田中,今津,桃木,谷川)
  X線照射によるアミノ酸の生成 (三本)
  アミノ酸のカイラル安定性 (泉,田邊)




 

2)大気環境科学

 a) 温暖化に関する研究
   地上フーリエ変換分光計を用いた温室効果ガスの変動観測に関する研究 (大山)
   ブラックカーボンの温室効果への寄与 (内田)
   太陽を光源とした大気環境分光学 (岡本,宮本)

 b) 真空紫外線による低温固体表面光化学反応に関する研究 (福田)

 c) 太陽光発電の有効性向上の研究 (川端)

 d) 植物プランクトンの光合成過程における熱変換効率の測定



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